Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Horizon View Agent」や「VMware ESXi」に脆弱性 - アップデートがリリース

VMwareは、「VMware Horizon View Agent」や「VMware ESXi」に脆弱性が見つかったとしてアップデートをリリースした。

20180727_vm_001.jpg
「CVE-2018-6972」の影響(表:VMware)

「VMware Horizon View Agent」に関しては、ログの取得に問題があり、高い権限のアカウント情報が低い権限のユーザーに漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2018-6971」が存在するという。重要度は「重要(Important)」。

また「VMware ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」では、RPCハンドラにおけるNULLポインタの参照により、サービス拒否に陥る脆弱性「CVE-2018-6972」が判明。同社では重要度を4段階中3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングした。

脆弱性の判明を受け、同社では各プラットフォーム向けにアップデートを提供している。

(Security NEXT - 2018/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開