Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けGoogle Map表示用プラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WP Google Map Plugin」に脆弱性が含まれていることがわかった。

同プログラムは、「WordPress」上へGoogle Mapを表示させるためのプラグイン。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0577」が含まれていることが明らかになったという。

脆弱性を悪用されると、ログインしているユーザーのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。同脆弱性は、最新版となる「同4.0.4」において、使用していないファイルを削除することで解消されたという。

(Security NEXT - 2018/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Dellのストレージ製品「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性
ブラウザ「MS Edge」に関する脆弱性2件を解消 - MS
「SugarCRM」脆弱性 - 9年前の修正にCVE番号
前月の更新で脆弱性13件を修正 - Atlassian
「QNX SDP」の画像解析に深刻な脆弱性 - 修正版を公開
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響