Apple、特定文字でクラッシュする脆弱性をアップデートで修正
Appleは、Macやスマートデバイス向けにテキスト処理に起因する脆弱性を解消するアップデートをリリースした。

アップデートをリリースしたApple
「macOS High Sierra 10.13.3 Supplemental Update」や「iOS 11.2.6」の提供を開始したもの。
いずれのアップデートも、テキスト処理に起因する脆弱性「CVE-2018-4124」を修正する。
特定のUNICODE文字を処理するとメモリ破壊が生じ、アプリケーションがクラッシュする。問題の文字コードを含んだツイートなど拡散させうようとするなど、脆弱性を悪用する動きも確認されていた。
Macに関しては、「macOS High Sierra 10.13.3」向けのアップデートのみとなっている。また同様の問題を解消するため「tvOS 11.2.6」「watchOS 4.2.3」もあわせてリリースした。
(Security NEXT - 2018/02/20 )
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