Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MUFGカード」利用者を狙うフィッシング - 複数の文面用いて攻撃

「MUFGカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

20180122_ap_001.jpg

今回の攻撃では、フィッシング攻撃メールに少なくとも2種類の文面が用いられており、誘導先として、8種類のURLが確認されている。

文面のひとつは、第三者によるアクセスを確認したことからIDを暫定的に変更したなどとだます手口。

また別の手口では、アカウントの確認を装っていた。いずれも誘導先のサイトでクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力させようと試みる。

同協議会によれば、1月22日の時点で稼働が確認されており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。また、類似した攻撃に注意を促すとともに、情報提供を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応