Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MUFGカード」利用者を狙うフィッシング - 複数の文面用いて攻撃

「MUFGカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

20180122_ap_001.jpg

今回の攻撃では、フィッシング攻撃メールに少なくとも2種類の文面が用いられており、誘導先として、8種類のURLが確認されている。

文面のひとつは、第三者によるアクセスを確認したことからIDを暫定的に変更したなどとだます手口。

また別の手口では、アカウントの確認を装っていた。いずれも誘導先のサイトでクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力させようと試みる。

同協議会によれば、1月22日の時点で稼働が確認されており、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。また、類似した攻撃に注意を促すとともに、情報提供を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
「Apple Account」の乗っ取り被害、端末初期化 - 情報流出懸念も
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装
「ChatGPT」のフィッシング攻撃 - アカウント停止と不安煽る