Mozilla、「Firefox 57.0.1」で脆弱性2件を解消
Mozilla Foundationは、アップデートとなる「Firefox 57.0.1」をリリースし、2件の脆弱性を解消した。
重要度「高(High)」の脆弱性2件へ対処したもので、アップデート全体の重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
具体的には、プライベートブラウジングにもかかわらず、「IndexedDB」へデータが書き込まれる脆弱性「CVE-2017-7843」に対処。データが保存された場合、終了時にも削除されず、複数のプライベートブラウジングにおけるセッションで利用されるおそれがあるという。
また外部の「SVGイメージ」を利用することで、アクセス履歴が参照可能となる脆弱性「CVE-2017-7844」を修正している。
(Security NEXT - 2017/12/05 )
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