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バッファロー製「WCR-1166DS」にOSコマンドインジェクションの脆弱性

バッファローが提供する無線LAN対応ルータ「WCR-1166DS」にOSコマンドを実行されるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。同社ではファームウェアをアップデートした。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品にOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2017-10811」が含まれていることが判明したもの。同製品の管理画面へログイン権限があるユーザーによって、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。

同社では、脆弱性を修正したファームウェアを公開。「バージョン1.31」以降を利用するよう呼びかけている。

今回の脆弱性は三井物産セキュアディレクションの白石雅氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2017/08/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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