2件の脆弱性を解消した「Joomla! 3.7.4」がリリース - 複数バグにも対応
コンテンツマネジメントシステム「Joomla!」の開発チームは、複数の脆弱性へ対処したセキュリティアップデート「Joomla! 3.7.4」をリリースした。

脆弱性を解消した「Joomla! 3.7.4」
「同3.7.3」および以前のバージョンに見つかった重要度は「高(high)」の脆弱性2件を修正したもの。HTMLタグのフィルタリング不備に起因する「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2017-11612」を解消した。
インストーラにおいて、ウェブの保存領域における所有権の確認を行わず、制御を奪われるおそれがある脆弱性「CVE-2017-11364」へ対応。すでにインストール済みの環境については同脆弱性の影響を受けないとしている。
またセキュリティに関する問題ではないが、同バージョンでは4件のバグについても修正を実施したという。
(Security NEXT - 2017/07/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み