Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロの「Deep Discovery Email Inspector」に複数の脆弱性

トレンドマイクロのメール環境向けセキュリティ対策製品「Deep Discovery Email Inspector」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同2.5」「同2.1」に任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性をはじめ、複数の脆弱性が判明したもの。

脆弱性を悪用されると任意のファイルをアップロードされ、root権限でコードを実行される可能性があるほか、コマンドインジェクションやサービス拒否などのおそれがあるという。同社では脆弱性を修正するパッチをリリースしている。

これら脆弱性は、いずれもトレンドマイクロが周知のためJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、同社ページやJVNを通じて注意が呼びかけられている。

(Security NEXT - 2017/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開