「OpenVPN」に複数の脆弱性 - 早期にアップデートを
複数の脆弱性に対処した「OpenVPN 2.4.3」「同2.3.17」がリリースされた。一部脆弱性はリモートより悪用が可能であるとし、開発チームでは早期にアップデートするよう呼びかけている。
リモートよりシャットダウンが可能となる脆弱性「CVE-2017-7508」をはじめ、セキュリティ研究者によるファジングなどにより複数の脆弱性が判明、修正したもの。
また特定の環境下で情報漏洩やシステムのクラッシュを引き起こす脆弱性「CVE-2017-7520」を解消したほか、メモリリークやサービス拒否など、CVEベースであわせて4件の脆弱性を解消。
またCVE番号が割り当てられていないものの、Nullポインタ参照の脆弱性や、セキュリティ上の影響がないバグフィクスなども行われている。
今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2017-7508
CVE-2017-7520
CVE-2017-7521
CVE-2017-7522
(Security NEXT - 2017/06/23 )
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