Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサムウェア「EncrypTile」の復号化ツールが公開

Avast Softwareは、ランサムウェア「EncrypTile」によって暗号化されたファイルを復号するための無償ツールを公開した。

端末利用者の意図に反してファイルを暗号化した上、ファイル名に「EncrypTile」という文字列を追加する特徴を持つランサムウェア「EncrypTile」の被害に遭ったファイルを復号するツールをあらたに公開したもの。

同社によると、同ランサムウェアは、2016年10月ごろにテスト版が確認され、2017年4月ごろに複数の言語へ対応した初期バージョンがリリースされたという。

また同社では、従来より提供している「AES_NI」「BTCWare」「CrySiS」「Crypt888」「XData」の復号化ツールについてもアップデートを実施した。

(Security NEXT - 2017/06/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
ランサム被害が発生、製品出荷などに影響 - 業務用加湿器メーカー
ランサム被害で出荷停止、2日後より順次再開 - オオサキメディカル
ランサム攻撃でサーバやPC30台が被害 - 清掃用品メーカー
教員VPNアカウント悪用され侵入、不審検索履歴から発見 - 芝工大
サーバがランサム感染、情報流出は調査中 - ソフトウェア開発会社
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
ランサム攻撃、リモートアクセス機器経由で侵入 - サンリオ関連会社