Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

持ち出した小学校児童の個人情報が盗難 - 杉並区

東京都杉並区の小学校において、委託事業者の調理職員が児童の個人情報含む書類を持ち出し、帰宅途中に盗難に遭っていたことがわかった。

同区によれば、5月2日17時前、調理職員が調理室手配表などを持ち出し、帰宅途中に盗まれたもの。被害に遭ったのは5月1日から31日までの20日分の手配表。アレルギー対応が必要な児童11人の姓、学年、学級などが記載されていた。

帰宅途中、手配表が入った鞄を自転車のかごに入れたままスーパーマーケットに立ち寄り、戻ったところ鞄がなくなっていたという。警察へ届け出るとともに付近を捜索したが、鞄は見つかっていない。

委託事業者が個人情報を学外へ持ち出すことは禁止されているが、守られていなかったとして、同区ではすべての学校給食調理委託事業者を対象に注意喚起の書面を送付。同校の保護者に対し、報告と謝罪の書面を配布している。

(Security NEXT - 2017/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
都立高校で1クラス分の「いじめに関するアンケート」が所在不明
中学生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 薩摩川内市
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市
国民生活基礎調査の手書き名簿を紛失 - 新潟市
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
中学校で生徒手帳用写真データが所在不明に - 奈良市
小学校と幼稚園で卒業証書台帳の紛失が判明 - 尼崎市
工事委託先が資料紛失、帰社途中に気づく - 東京都
個人情報含む行政文書約の紛失が判明 - 防衛省