Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

バッファローのネットワークカメラ「WNC01WH」に脆弱性

バッファローが提供するネットワークカメラ「WNC01WH」の管理画面において、任意のコマンドが実行可能となる脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品のファームウェア「バージョン1.0.0.9」に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2017-2152」が含まれていることが判明したもの。管理画面へアクセスする権限があるユーザーであれば、脆弱性を悪用し、任意のコマンドが実行できるという。

同脆弱性は、ラックの渥美清隆氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。バッファローでは、脆弱性を修正したファームウェア「バージョン1.0.0.10」をリリースしている。

20170421_jv_001.jpg
JPCERTコーディネーションセンターによる脆弱性の分析結果

(Security NEXT - 2017/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を