Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Logic Pro X」がアップデート、脆弱性を修正

Appleは、音楽製作ソフト「Logic Pro X」の脆弱性へ対応し、最新版となる「同10.3.1」をリリースした。

細工された「GarageBand」のプロジェクトファイルを開くとメモリ破壊が生じ、コードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-2374」へ対処したもの。「GarageBand」に関しては2月13日にリリースした「同10.1.6」で同脆弱性を解消している。

両ソフトに関しては、1月にも細工されたファイルを読み込むと任意のコードを実行されるおそれがある別の脆弱性「CVE-2017-2372」が明らかとなっているが、今回修正された脆弱性とは異なるため注意が必要。

(Security NEXT - 2017/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消