Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

特定環境下の「BIND 9」にリモートより攻撃可能となる脆弱性 - パッチがリリース

「BIND 9」に、特定環境下でリモートよりサービスを停止させることが可能となる脆弱性が含まれていることが判明した。関係機関がアップデートを呼びかけている。

20170209_is_001.jpg
ISCによるアドバイザリ

サービス拒否を引き起こすことが可能となる脆弱性「CVE-2017-3135」が含まれていることが判明したもの。脆弱性の重要度は「高(High)」。悪用は確認されていないという。

脆弱性は、AレコードからAAAAレコードを合成する「DNS64」および、キャッシュDNSサーバによる応答を制御する「Response Policy Zones(RPZ)」の処理に起因。

デフォルトではいずれも無効だが、これらを同時に有効化している場合、クエリー処理においてINSISTアサーションエラーやNULLポインタの読み込みなどが生じ、サービスが停止するおそれがある。

同脆弱性の判明を受けて、BINDを開発するInternet Systems Consortium(ISC)では、脆弱性に対処した「同9.11.0-P3」「同9.10.4-P6」「同9.9.9-P6」をリリース。ISCや日本レジストリサービス(JPRS)などの関係機関では、利用者へバージョンアップなどを実施するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

クラウド環境などでログ収集に活用される「Fluent Bit」に脆弱性
WordPressよりスマホアプリを構築するプラグインに脆弱性
悪用脆弱性リストに医療データ連携ソフト関連など2件が登録 - 今月5度目の追加
ルータやブラウザなど悪用済み脆弱性3件に注意喚起 - 米当局
「Zabbix」のサーバに深刻な脆弱性 - 3月の更新で修正済み
Fortinetの「FortiOS」に複数脆弱性 - 重要度は「中」
「MS Edge」がゼロデイ脆弱性を解消 - 前版ベースに急遽対応
外部アプリより利用する「OpenSSL」の一部関数にDoS脆弱性
「Chrome」にアップデート - 今月3度目のゼロデイ脆弱性修正
Aruba製アクセスポイントに深刻な脆弱性 - アップデートを