Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

重要度「高」の脆弱性などへ対応した「Joomla! 3.6.5」

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Joomla!」において、複数の脆弱性を修正した「同3.6.5」が公開された。開発チームでは、利用者に対してアップデートを強く推奨している。

同版は、3件の脆弱性に対処したセキュリティアップデート。重要度「高」となる権限昇格の脆弱性「CVE-2016-9838」を解消した。

情報漏洩が生じる「CVE-2016-9837」や、本来許可すべきでないファイルのアップデートが可能となる「CVE-2016-9836」など、重要度「低」の脆弱性2件に対応。またセキュリティの強化やバグの修正などを行ったという。

(Security NEXT - 2016/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Apache httpd」にSSRFやセッションハイジャックなど複数脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 複数脆弱性を修正
SAP、月例アドバイザリ31件を公開 - 「クリティカル」6件
米当局、「Citrix Bleed 2」の悪用に注意喚起
ビデオ会議のZoom、クライアントの複数脆弱性を解消
脆弱性4件を修正、「rsync」の深刻な脆弱性も解消 - GitLab
「PAN-OS」「GlobalProtect App」など複数製品の脆弱性を解消 - Palo Alto
「EPM」や「EPMM」などIvanti複数製品に脆弱性 - 悪用は未確認
Adobe製フォーム作成管理ツールに悪用リスク高い脆弱性
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急アップデートを