Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「BIND 9」にリモートよりDoS攻撃が可能となる脆弱性 - パッチが公開

Internet Systems Consortium(ISC)は、「BIND 9」の脆弱性を解消するアップデートを公開した。

リモートより深刻なエラーが生じさせ、サービス拒否を引き起こすことが可能となる脆弱性「CVE-2016-2776」が判明したもの。ISCでは重要性を「高(High)」にレーティングしている。脆弱性の悪用は確認されていない。

脆弱性に対する緩和策はなく、ISCでは同脆弱性を解消するパッチ「同9.10.4-P3」「同9.9.9-P3」「9.9.9-S5」「9.11.0rc3」をリリースし、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」の脆弱性攻撃が発生 - 「WAF」回避のおそれも
サーバ製品「HPE Cray XD670」の管理ソフトに深刻な脆弱性
図書館管理システム「Koha」に複数脆弱性 - アップデートで修正
PerconaのDB管理ツールに深刻な脆弱性 - 更新と侵害有無の確認を
「Microsoft Edge」にアップデート - Chromiumの脆弱性修正を反映
「Chrome」のGPU脆弱性修正、WebKit関連のゼロデイ脆弱性と判明
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートがリリース
「Junos OS」に定例外アップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
サポート終了した「Bitdefender BOX v1」のアップデート機能に脆弱性
「Apache NiFi」にMongoDB認証情報が漏洩する脆弱性 - アップデートで修正