ログ管理製品「Splunk」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
ログ管理製品「Splunk Enterprise」「Splunk Light」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。
バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2016-4856」「CVE-2016-4858」や「オープンリダイレクト」の脆弱性「CVE-2016-4857」「CVE-2016-4859」の脆弱性を修正。さらに「OpenSSL」「libarchive」「libxml2」に起因する脆弱性に対処した。
「XSS」および「オープンリダイレクト」の脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の岩崎徳明氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施したという。
Splunkではこれら脆弱性へ対策を講じた「Splunk Enterprise 6.4.2」「同6.3.6」「同6.2.11」「同6.1.11」「同6.0.12」「同5.0.16」および「Splunk Light 6.4.2」を用意。利用者へ最新版へアップデートするようアナウンスを行っている。
(Security NEXT - 2016/09/23 )
ツイート
関連リンク
- Splunk Enterprise 6.4.2, 6.3.6, 6.2.11, 6.1.11, 6.0.12, 5.0.16 and Splunk Light 6.4.2 address multiple security vulnerabilites
- Splunk Enterprise 6.3.5 and Splunk Light 6.3.5 address two vulnerabilities
- Splunk Enterprise 6.4.3 and Splunk Light 6.4.3 address one vulnerability
- JVN:Splunk EnterpriseおよびSplunk LightにおけるXSSの脆弱性(CVE-2016-4856)
- JVN:Splunk EnterpriseおよびSplunk Lightにおけるオープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2016-4859)
- JVN:Splunk EnterpriseおよびSplunk Lightにおけるオープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2016-4857)
- Splunk
- JVN
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
