Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe ColdFusion」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - ホットフィクスがリリース

Adobe Systemsは、同社ウェブアプリケーションプラットフォーム「Adobe ColdFusion」の深刻な脆弱性を修正するホットフィクスをリリースした。

APSB16-30をリリースしたAdobe
APSB16-30をリリースしたAdobe

今回のホットフィクスは、XMLの処理に存在する深刻な脆弱性「CVE-2016-4264」を修正するアップデート。細工されたXMLを処理すると情報漏洩が生じるおそれがあるという。悪用は確認されていない。

プラットフォームに関係なく「同11 Update 9」「同10 Update 20」および以前のバージョンが影響を受ける。

同社では、修正した「同11 Update 10」「同10 Update 21」を用意。同脆弱性を30日以内のアップデートを目安とする適用優先度「2」にレーティングしており、利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起