Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows向け「LINE」に脆弱性 - 不正なファイルを読み込むおそれ

Windows向けに提供されている「LINE」に脆弱性が明らかとなった。最新版で修正されている。

同アプリの「同4.7.0」および同バージョンのインストーラーにおいて、ライブラリファイルを読み込む際の検索パスに脆弱性「CVE-2016-4831」が存在。悪意あるファイルを読み込み、任意のコードを実行されるおそれがある。

今回明らかとなった脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの吉川孝志氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。LINEでは7月1日に修正版をリリースしている。

(Security NEXT - 2016/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み