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深刻な脆弱性解消する「Adobe Acrobat/Reader」の更新を公開予定 - 悪用は未確認

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」および「Adobe Reader」に対して、深刻な脆弱性を解消するセキュリティアップデートを準備している。30日以内のアップデートが推奨される見通し。

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公開予告を行ったAdobe

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて、「Windows」および「Mac OS X」向けのリリースを準備しているもの。脆弱性の悪用は確認されていない。

アップデートでは、4段階中もっとも影響が大きい「クリティカル」の脆弱性を解消する予定だが、適用優先度は、現段階で3段階中2番目の「2」とレーティングしており、30日以内のアップデートが推奨となる見込み。

(Security NEXT - 2016/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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