旧「Eye-Fi」製品がサポート終了 - 脆弱性を理由に
Eyefiは、画像のアップロード機能を備えたメモリカード「Eye-Fi Pro X2」、および以前の製品について、サポートを終了することをアナウンスした。
同製品は、無線LANの接続機能を備えたSDカード。デジタルカメラなどよりWi-Fiを通じて端末やインターネット上へ画像を転送することができる。
同社はユーザー宛に送ったメールにおいて、2015年半ばより対象製品の「サポート終了」手続きを準備してきたとし、7月6日にサポートを終了。対象製品の関連する主要サービスの一部についても、9月16日に停止する方針を示し、製品の使用を中止するよう呼びかけた。2013年以降に販売した「Mobi」「Mobi Pro」などは影響を受けないとしている。
同社は、「製品を投入した2007年当時、セキュリティや認証など最先端の技術を採用したが、一部が時代遅れとなりつつあり、脆弱性を露呈するようになった」と説明、ユーザーへ理解を求めた。
「Eyefiプレミアムアカウント」の購入者には、無料の移行サービスを提供しており、今後も「Eyefi Cloud」へ移行するサービスを継続するととしている。
同社がアナウンスしたサポート終了の対象製品は以下のとおり、
オリジナルpre-X2の全製品
4GB Geo X2
4GB Connect X2
8GB Explore X2
8GB Mobile X2
8GB Pro X2
16GB Pro X2
Visioneer X2
Sandisk X2
Eye-Fi Windows デスクトップソフトウェア(Eye-Fi センター)
Eye-Fi Mac デスクトップソフトウェア(Eye-Fi センター)
iOSのEye-Fi アプリ
AndroidのEye-Fi アプリ
Eye-Fi センターウェブアプリ(center.eye.fi)
(Security NEXT - 2016/07/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応