Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NEC、ファイルサーバ管理統合ソフトに個人情報検出オプション追加

NECは、ファイルサーバ統合管理ソフト「NIAS(NEC Information Assessment System)」の最新版を販売開始した。

20160531_ne_001.jpg
利用イメージ(図:NEC)

同製品は、ファイルサーバの整理機能にくわえ、アクセス権の設定状況を可視化し、設定不備による情報漏洩などを防ぐソリューション。最新版となる「同v3.3」では、「個人情報検出オプション」を追加した。

同オプションでは、氏名や住所をはじめ、クレジットカード番号、マイナンバーなどの個人情報のほか、特定のキーワードを含むファイルの件数を表示。個人情報を含むファイルのリスト化や隔離にも対応し、隔離したファイルの管理者や所有者を確認できる。

さらに最新版では、ハイブリッドクラウド環境でのファイルサーバ運用に対応した。「NIAS」本体および個人情報検出オプション、いずれも54万円から。同社では、今後1年間で300システムの販売を目指すとしている。

(Security NEXT - 2016/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
「サイバーセキュリティ関係法令 Q&Aハンドブック」が改訂
個人情報保護スタンプにインク交換モデル - 新インク搭載
パーソナルデータを扱う企業向けにコンサルサービス - NRIセキュア
IPA、「情報セキュリティ白書2022」を発売 - PDF版も同時公開予定
国内外データ保護規制に対応する実務者向けの資格認定制度を開始 - 日本DPO協会
「Emotet」の感染や個人情報流出調査を無償提供 - SHIFT SECURITY
管理機能を強化した個人情報検出ソフト「すみずみ君Advance」
ドコモ、スミッシングを拒否設定 - 申込不要で自動設定
匿名加工情報作成ソフトに新版、架空パーソナルデータの合成に対応