Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

iOS版「ジェットスター」に脆弱性 - 盗聴されるおそれ

Jetstar Airwaysが提供するフライト予約アプリ「ジェットスター」に、中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトである「JVN」によれば、同アプリにはSSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-1221」が含まれているという。

同脆弱性が悪用された場合、マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)により暗号通信の内容を盗聴されるおそれがある。最新版の「同3.0.0」は脆弱性の影響を受けないとして、早急にアップデートを実施するよう求めている。

同脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の手島裕太氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2016/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加