WordPressへフォームを設置するプラグインに深刻な脆弱性
WordPressにフォームを追加するプラグイン「Ninja Forms」に脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、フォームより送信されたデータの処理に問題があり、リモートよりPHPコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2016-1209」が判明したもの。「同2.9.42」から「同2.9.36」までのバージョンが影響を受ける。
開発者は、脆弱性を解消した「同2.9.43」「同2.9.36.1」「同2.9.37.1」のほか、他脆弱性にもあわせて対応した「同2.9.45」をリリース。開発者やセキュリティ機関ではアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/05/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto