アサヒグループの3サイトで顧客情報の誤表示が発生
アサヒグループの複数ウェブサイトにおいて、ほかの顧客の個人情報が表示される不具合が発生していたことがわかった。

誤表示が発生したアサヒグループHD
4月25日9時30分ごろから同社グループの3サイトにおいて、キャンペーンやイベントに申し込んだ顧客において、本人とは関係ない別の顧客情報が誤って表示される状態となっていたもの。同日に顧客から問い合わせがあり、不具合が判明した。
誤って表示された可能性があるのは、アサヒビールが実施したキャンペーンに申し込んだ顧客および配送先の登録をした顧客1542人分の氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレス。「ご繁盛サポートネット」にログインした3人分の情報も含まれる。
またアサヒグループ食品が運営するアマノフーズオンラインショップにログインした会員24人分に関しては、氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレス、さらにアサヒグループホールディングスのウェブサイトからアサヒラボ・ガーデン開催のイベントに申し込んだ4人分の氏名なども誤表示された可能性がある。
同社によれば、同日にウェブ接続方法の変更を実施したことが原因だという。13時に不具合は解消しているという。いずれも情報の不正利用は確認されていない。対象となる顧客に対し、各社よりメールや郵送で事情を説明し、謝罪するとしている。
(Security NEXT - 2016/04/28 )
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