Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けネットショッププラグインに脆弱性

eコマースサイトを構築できるWordPress向けプラグイン「Welcart e-Commerce」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同1.4.17」や以前のバージョンに複数の脆弱性が含まれていることが判明したもの。

SQLインジェクションの脆弱性「CVE-2014-10017」により、データベースを不正に操作されるおそれがあるほか、「admin.php」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2015-2973」が存在し、任意のスクリプトが実行されるおそれがある。

これら脆弱性は、馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。開発元であるコルネでは、脆弱性を修正した「同1.4.17」の提供を開始している。

(Security NEXT - 2015/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み