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内部漏洩リスクが高い関係者、国内と海外で異なる傾向

今回の調査は、日本以外にもASEAN加盟国103人や米国408人のIT意思決定者を対象に同様の質問が行われているが、異なる傾向が見られたという。

リスクの高いと考える内部関係者は、米国とASEANともに約6割が「特権ユーザー」を挙げて最多。また「組織内へアクセス可能な外部パートナー」が5割から6割にのぼる。

データ損失のリスクがある場所としては、米国が「クラウド環境(46%)」「データベース(37%)」を挙げた。またASEANは「ファイルサーバ(50%)」「データベース(45%)」が続いた。

(Security NEXT - 2015/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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