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「秀丸エディタ」にバッファオーバーフローの脆弱性

サイトー企画が提供するWindows用人気エディタ「秀丸エディタ」にバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2015-0903」が含まれていることがわかった。

細工された「.hmbookファイル」を「プロジェクトを開く」を用いて開くと、バッファオーバーフローが発生し、任意のコードを実行されるおそれがあるという。

影響を受けるのは、「同8.51」で以前のバージョンも含まれる。脆弱性を修正した「同8.52β9」が公開されている。

同脆弱性は、Masato Kinugawa氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2015/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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