「Flash Player」が今月2度目の更新 - 既知の脆弱性対策強化で
Adobe Systemsは、2014年11月2度目のアップデートとなる「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。

今月2度目となるアップデートを公開したAdobe Systems
今回公開したのは、メモリ処理に存在する脆弱性「CVE-2014-8439」を解消するセキュリティアップデート。同脆弱性が悪用されると不正にコードを実行されるおそれがある。同脆弱性は10月に公開したアップデートで対応していたが、今回の追加アップデートでセキュリティを強化した。
「Windows」および「Mac OS X」向けに最新版となる「同15.0.0.239」を用意。最新版を利用できない旧版の利用者に対しては「同13.0.0.258」、「Linux」向けに「同11.2.202.424」を提供する。ブラウザに同梱されているプログラムに関しても、各ソフトのアップデート経由で最新版を提供する。
適用優先度は、「Windows」や「Mac OS X」、ブラウザの同梱版については、30日以内のアップデートを推奨する3段階中2番目に高い「2」に設定。「Linux」についてはもっとも低い「3」にレーティングした。
(Security NEXT - 2014/11/26 )
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