Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apple ID」狙いのフィッシングサイトを簡単構築できるキットが存在

「Apple ID」の詐取を目的としたフィッシングサイトを設置するための「フィッシングサイト構築キット」が出回っている。2014年以降、Apple IDを狙うフィッシングサイトが増加しており、こうしたツールキットの存在が影響している可能性があるという

問題のツールは、トレンドマイクロがフィッシングサイトで発見したもの。同ツールを利用すると、アカウントの確認と称してApple IDを入力させるフィッシングサイトを構築することができる。

同社が確認したフィッシングサイトの上位ディレクトリに、残存するフィッシングキット「apple.zip」を発見したことから存在が明らかになったもので、同キットには、検索エンジンのインデックスを避けるrobotsファイルや、接続元のIPアドレスに応じた言語を表示するためのファイルなどを同梱。日本語を含め18カ国語に対応していたという。

多くのフィッシングサイトは、ウェブサーバに脆弱性のあるサイトが改ざんされたもので、Apple IDのほかに名前や住所のほか、クレジットカード情報やセキュリティの質問などの個人情報を詐取するために利用されていた。

(Security NEXT - 2014/09/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

予約管理システムから個人情報流出の可能性 - ダイワロイネットホテルズ
フィッシング攻撃契機に不正アクセス - アーク東短オルタナティブ
都立大教員がフィッシング被害 - 海外研究者アカウントからのメールで
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
「Apple Account」の乗っ取り被害、端末初期化 - 情報流出懸念も
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞