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富士通のサーバソフトにXSSの脆弱性 - アップデートが公開

富士通のサーバ管理ソフトウェア「ServerView Operations Manager」に脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を修正したアップデートが公開されている。

同社によれば「同V5.00.09」から「同V6.30.05」までのバージョンに、クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-3898」が存在。悪用されると、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるという。

同社では、脆弱性を解消した「同V6.30.07」を公開。またポートへアクセス制限を行うことによる緩和策についてアナウンスしている。

今回の脆弱性は、グローバルセキュリティエキスパートの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正にあたり、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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