Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Sabre AirCentre Crew」にSQLインジェクションの脆弱性

航空会社向け乗務員管理システム「Sabre AirCentre Crewソリューション」に、SQLインジェクションの脆弱性が存在していることが判明した。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

影響を受けるのは「同2010.2.12.20008」およびそれ以前のバージョン。これらに含まれる「CWPLogin.aspx」に「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2014-4858」が存在し、悪用されるとリモートから認証をバイパスし、管理ユーザー権限でアクセス可能になるという。

また「Sabre AirCentre Crewソリューション」以外の製品に関しても「CWPLogin.aspx」を利用している製品は影響を受ける可能性があるという。開発元であるSabreでは、アップデートを公開している。

(Security NEXT - 2014/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消