Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、Javaの脆弱性34件を修正 - リモートでコード実行のおそれ

Oracleは、四半期に1度の定例アップデートで「Java」における脆弱性34件を修正した。深刻な脆弱性14件の修正が含まれる。

「JDK」および「JRE」において、悪意あるウェブサイトを閲覧した際に、任意のコードを実行される深刻な脆弱性をはじめ、34件の脆弱性に対応したもの。共通脆弱性評価システム「CVSS v2」において、スコアが「7.0」以上の「レベルIII(危険)」とされる脆弱性は14件にのぼる。

影響を受けるのは、「同7 Update 45」「同6 Update 65」「同5.0 Update 55」および「JavaFX 2.2.45」。以前のバージョンも含まれる。

同社では脆弱性を修正した最新版を公開。同社やセキュリティ関連機関では、最新版へのアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開