「じゃらんnet」で2万7620件の不正ログイン被害が判明 - 2月と6月に発生
旅行予約サイト「じゃらんnet」において、本来の利用者以外の「なりすまし」による不正ログインの被害が発生した。
不正ログインが発生した「じゃらんnet」
同サイトを運営するリクルートライフスタイルによれば、利用していた「ID」や「パスワード」でログインできないとの連絡が複数利用者から寄せられ、調査したところ8月5日に被害が判明したという。
不正ログインは、2月14日から16日までと、6月3日から15日までに行われており、ログインされた利用者は、2万7620件にのぼるという。氏名や住所、電話番号、メールアドレス、予約履歴などを閲覧されたおそれがある。
リクルートライフスタイルでは、不正ログインの原因について、外部で不正に取得したIDやパスワードが使用されたものであるとし、同社経由の情報漏洩については否定した。
同社では、なりすましによりログインされた顧客に対して、個別に連絡を取り、パスワードの再設定を依頼。不正ログインの予防や検知が行えるよう対策を図るとしている。
(Security NEXT - 2013/08/08 )
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