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Twitterクライアント「モバツイ」にアプリ認証情報奪われる脆弱性 - 最新版で修正済み

Androidアプリ「モバツイtouch」にアクセス制御の脆弱性が含まれていることが判明した。アップデートが公開されている。

アクセス制御の脆弱性「CVE-2013-2318」により、同じ端末で動作する他アプリから、同アプリの情報を取得されるおそれがある。

同アプリは、Twitterクライアントで、内部にTwitterのアプリ認証情報を保存しているが、脆弱性により他アプリに認証情報が取得され、なりすましなどへ悪用される可能性がある。

影響を受けるのは、「同Ver.1.792」で、以前のバージョンや有料版も含まれる。すでに脆弱性が修正された最新版が公開されている。

今回の脆弱性は、セキュアブレインの西田雅太氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2013/06/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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