Adobe、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の脆弱性27件を修正
Adobe Systemsは、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の深刻な脆弱性を修正するアップデートを公開した。Windows版の「同9.x」利用者は特に注意が必要だ。
今回のアップデートは、あわせて27件の脆弱性を解消したもの。すべてのプラットフォームを対象としており、最新版として「同11.0.03」「同10.1.7」「同9.5.5」を提供する。脆弱性が悪用された場合、メモリが破壊され、システムが強制終了したり、制御を奪われる可能性がある。
なかでも、脆弱性の影響を大きく受けるのは、Windows版の「同9.x」。適用優先度を3段階中もっとも高い「1」にレーティングしている。72時間以内を目安に対応するよう呼びかけている。
他プラットフォームについては、いずれも1段階低い適用優先度「2」で、30日以内にできるだけ早くアップデートすることを推奨している。
(Security NEXT - 2013/05/15 )
ツイート
PR
関連記事
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
