Android版「Sleipnir」に機能拡張用APIを呼び出せる脆弱性
フェンリルが提供するAndroid向けブラウザ「Sleipnir Mobile」に脆弱性が判明した。最新版で修正されている。
脆弱性情報サイト「JVN」によれば、今回判明したのは、細工したウェブページを閲覧させることにより、機能拡張のために用意されている同ブラウザのAPIを呼び出せる脆弱性。
任意のAPIを呼び出すことで、ユーザーに対して意図しないファイルをダウンロードさせたり、ログインしているサイトの「HTTPレスポンスボディ」の情報を窃取されるおそれがあるという。
脆弱性は、「同2.8.0」と「同Black Edition 2.8.0」および以前のバージョンに含まれる。最新版ですでに修正されている。今回の脆弱性は、Keita Haga氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った、
(Security NEXT - 2013/04/12 )
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