スクエニ、不正アクセスによる顧客情報流出を確認 - ネットショップ終了へ
スクウェア・エニックスのオンラインショップが、9月に不正アクセスを受けた問題で、顧客情報が外部へ流出していたことがわかった。同社では今回の事態を受け、同ショップを閉鎖した。
今回の問題は、同社のキャラクターグッズなどを扱う公式オンライン販売サイト「スクウェア・エニックスオフィシャルグッズオンラインショップ」のサーバが外部より攻撃を受けたもの。
同社は、9月13日に問題のサーバが不正アクセス可能な状態であることが判明したとして、同日に事態を公表し、サービスを停止。当初、顧客情報が漏洩した形跡は見つかっていないとしていたが、その後の調査により、窃取された形跡が確認された。
流出が確認されたのは、顧客の氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレスといった個人情報。クレジットカード番号については、不正アクセスが可能な状態だったが、漏洩した痕跡はないとしている。
同社では今回の事態を重く受けとめ、同オンラインショップを閉鎖。今後のグッズ販売については、同社のゲームや書籍などを扱っている「スクウェア・エニックスe-STORE」にて取り扱う。
(Security NEXT - 2012/10/17 )
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