Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Mac OS Xでは33件、Safariでは61件の脆弱性を修正

Appleは、「iOS 6」の公開にあわせて提供を開始しているMac OS X向けのアップデートで、33件の脆弱性を修正した。「Safari 6」については修正が61件に及んでいる。

最新OS向けのアップデートとなる「OS X Mountain Lion v10.8.2」および旧OS向けの「OS X Lion v10.7.5」と「Security Update 2012-004」にて複数の脆弱性に対応したもの。

今回のアップデートでは、ウェブサーバ「Apache」における6件の脆弱性や、PHPの脆弱性8件のほか、カーネルやイメージ処理、ログインウィンドウ、インストーラー、QuickTime、USBなど多岐にわたる修正を実施した。

またブラウザ「Safari」については「同6.0.1」を「OS X Lion」および「OS X Mountain Lion」向けに提供。「WebKit」を含むあわせて61件の脆弱性に対応している。「Mac OS X」「Safari」いずれも悪用された場合、リモートでコード実行される深刻な脆弱性が含まれていた。

(Security NEXT - 2012/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Versa Director」に深刻な脆弱性 - 「DB」の規定パスワードが共通
WordPress向けスパム対策プラグインに複数の脆弱性 - すでに攻撃も
「InfluxDB」に全トークンが取得可能となる脆弱性 - 修正を準備中
「Zabbix」に権限昇格が可能となる深刻な脆弱性 - パッチ適用を
QNAP、NAS向けOSやアプリなど30件以上の脆弱性を解消
Synology、「DSM」や「BeeDrive」など複数脆弱性を修正
「VMware Aria Operations」に5件の脆弱性 - アップデートをリリース
「NVIDIA UFM」に管理インタフェースから悪用可能な脆弱性
「Copilot Studio」に深刻な脆弱性 - 対策済み、悪用報告なし
GitLab、アップデートをリリース - 脆弱性6件やバグを解消