8月のフィッシング攻撃、減少傾向から一転増加 - 前月の2倍弱に
フィッシング対策協議会は、8月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告状況について取りまとめた。報告件数やURL件数が増加している。
同協議会によれば、8月に寄せられたフィッシング報告件数は59件で、前月の33件から26件増加した。4月以降、3カ月連続で減少していたが、増加に転じている。
フィッシングサイトのユニークURL件数も前月より16件増加し35件となった。悪用されたブランド件数は7件で、前月から1件減少とほぼ同水準で推移している。
国内の金融機関やウェブメールサービスを騙るフィッシングが、引き続き報告されており、8月末にはODNのウェブメールを装ったフィッシング攻撃が確認された。セキュリティに関する警告を装って、フィッシングサイトにアカウント情報を入力させようとする手口で、今後も注意が必要だとしている。
(Security NEXT - 2012/09/04 )
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