「住信SBIネット銀行」を装ったフィッシング詐欺が発生
「住信SBIネット銀行」を装ったフィッシング攻撃が発生しているとして、同行やフィッシング対策協議会は、注意喚起を行った。
同行のオンラインバンキングサービス「SBIダイレクト」の利用者から個人情報を引き出すメールが不特定多数に送信されているもの。問題のメールは、口座に異常が生じているなどと利用者を騙して偽サイトへ誘導する内容。フィッシングサイト上で「ユーザー名」や「ログインパスワード」「取引パスワード」「認証番号表」などを騙し取る。
フィッシングサイトは、16時半の時点で稼働しており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼した。
また同行では、電子署名付きメールを送信しており、対応メールクライアントの利用を推奨。署名や送信元が正しく表示されているか確認するよう利用者に呼びかけている。また電子署名を付属しない電子メールについては、メール中にリンクは記載していないと説明している。
(Security NEXT - 2012/05/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
「Movable Type」のPWリセット機能に複数脆弱性 - 修正版公開
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍