Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Android向け人気Twitterアプリに脆弱性

Android向け人気アプリ「twicca」に脆弱性が明らかになった。脆弱性を悪用することで他アプリに特権の昇格が発生するおそれがある。

同アプリは、100万回以上ダウンロードされているTwitterクライアントの人気アプリ。「twicca 0.7.0 」から「同0.9.30」にかけて脆弱性が含まれており、ネットワークへアクセスする権限がないアプリが、同アプリの脆弱性を利用することにより、画像ファイルをアップロードできるという。

東北大学大学院の草野一彦氏が脆弱性を情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。現在最新版となる「同0.9.31」が公開されており、アップデートすることにより脆弱性を修正できる。

(Security NEXT - 2012/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正