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フィッシングの報告件数が大幅増、過去最多を更新

フィッシング対策協議会は、1月に寄せられたフィッシングの報告状況について取りまとめた。SNSやオンラインゲームのフィッシングが相次ぎ、過去最悪を更新した。

1月に同協議会に寄せられたフィッシング報告件数は119件で、調査開始以降最多件数となった前月の87件から、さらに32件増加した。フィッシングサイトのユニークURL件数も、前月から5件増加して40件。悪用されたブランド件数も12件で前月を3件上回った。

1月には、Twitterを装ってアカウント情報を盗もうとするフィッシングサイトが確認された。フォロワーからのダイレクトメールでURLが送りつけられるケースが多いという。

SNSサービスなどアカウント情報が詐取され、なりすましに悪用された場合、知人や顧客が被害に遭うおそれがあるとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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