Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングの報告件数が大幅増、過去最多を更新

フィッシング対策協議会は、1月に寄せられたフィッシングの報告状況について取りまとめた。SNSやオンラインゲームのフィッシングが相次ぎ、過去最悪を更新した。

1月に同協議会に寄せられたフィッシング報告件数は119件で、調査開始以降最多件数となった前月の87件から、さらに32件増加した。フィッシングサイトのユニークURL件数も、前月から5件増加して40件。悪用されたブランド件数も12件で前月を3件上回った。

1月には、Twitterを装ってアカウント情報を盗もうとするフィッシングサイトが確認された。フォロワーからのダイレクトメールでURLが送りつけられるケースが多いという。

SNSサービスなどアカウント情報が詐取され、なりすましに悪用された場合、知人や顧客が被害に遭うおそれがあるとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
「フィッシング詐欺」、1年に3回も被害あったケースも