外務省に標的型攻撃、一部在外公館で感染 - 情報漏洩は確認されず
外務省の一部在外公館などに対する標的型攻撃が6月以降に増加し、ウイルス感染などが発生していたことがわかった。情報漏洩は確認されていないという。
同省では、機密情報を扱わず一般的な事務連絡に利用するオープンLANと、機密情報を扱うクローズドLANを利用しているが、オープンLANが攻撃を受け、ウイルス感染が発生したという。同省では、9月以降監視体制を強化しており、調査などを進めている。
同省では、具体的な在外公館や攻撃の発信源については、セキュリティ上の問題として言及を避けた。情報漏洩は確認されていないと説明している。
(Security NEXT - 2011/10/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
教員2人のメルアカ侵害、差出人情報流出のおそれ - 中央大
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
