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ブックオフのウェブサイトが改ざん、閲覧でウイルス感染のおそれ

ブックオフコーポレーションは、同社ウェブサイトが改ざんされ、閲覧したユーザーにウイルス感染のおそれがあったことを明らかにした。

同社ウェブサイトのトップページをはじめ、「店舗検索」「BOOKOFF SUPER BAZAAR紹介」などのページが何者かによって改ざんされたもの。17日に利用者から指摘を受け、被害に気が付いたという。

改ざんは10月14日2時ごろに発生し、17日10時過ぎに修正が完了した。改ざんされたページを閲覧した場合、偽セキュリティ対策ソフト「TROJ_FAKEAV」の亜種へ感染する可能性があったという。

偽のセキュリティ対策ソフトが感染した場合、実際は発生していないウイルス感染や不具合の警告を表示。ユーザーの不安を煽って購入を迫り、金銭を騙し取る。

同社では、ウェブサイトの修正は完了しており、現在は問題ないと説明。また通販サイト「BOOKOFF Online」についても、改ざんの影響はなかったとしている。

(Security NEXT - 2011/10/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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