Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IEにおけるCSS処理の脆弱性、12月定例パッチでは修正されず - MS「対応進めている」

12月に入って「Internet Explorer」のあらたな脆弱性が明らかになっているが、12月15日に公開された月例のセキュリティ更新プログラムでは修正されなかった。攻撃は確認されていないものの、今後の動向に注意する必要がある。

12月10日にのCSS処理に未修整の脆弱性が明らかとなったもので、すでに脆弱性のエクスプロイトコードが公開されている。マイクロソフトでは、今回の脆弱性について特にアドバイザリなどコメントを出していない。

同社によれば、すでに脆弱性を把握しており、対応を進めているという。攻撃の報告については15日の時点で報告は受けておらず、アドバイザリの提供など状況に応じて対策を講じていく方針。

(Security NEXT - 2010/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開