Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox」がアップデート、ゼロデイ脆弱性にスピード対処

Mozillaは、深刻な脆弱性を解消したブラウザの最新版「Firefox 3.6.12」「Firefox 3.5.15」を公開した。

今回のアップデートでは、重要度「最高」とされる「ヒープバッファオーバーフロー」の脆弱性へ対処したもの。問題の脆弱性は25日に報告され、ノーベル賞サイトなどで改ざんによるゼロデイ攻撃が確認されていた。

「Thunderbird」については直接的な影響はないものの、脆弱性が含まれており、アドオンの利用時などに影響を受ける可能性があるとしてアップデートが提供されている。

(Security NEXT - 2010/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース