Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS月例パッチは「緊急」8件含む14件 - 夏期休暇シーズンのリリースに注意を

マイクロソフトは、8月における月例セキュリティ更新プログラムの公開予告を行った。深刻度「緊急」8件を含む14件を、8月11日に公開する予定。

深刻度がもっとも高い「緊急」とされているのは、「Windows」に関するプログラム7件と、「Office」に関するプログラム1件。Windows関連のプログラムには、「Internet Explorer」と「Silverlight」の脆弱性を解消するものも含まれる。いずれも、脆弱性を悪用された場合リモートでコードが実行されるおそれがある。

残り6件はいずれも2番目に深刻度の高い「重要」。「Windows」に関するもの5件と「Office」に関するもの1件。特権の昇格やリモートでコードが実行される脆弱性などに対応する。

(Security NEXT - 2010/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性