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中古品を装って海賊版ソフトを販売した会社経営の男性を逮捕

宮城県警らは、ネットオークションを介してコンピュータソフトの海賊版を販売していた東京都豊島区の会社経営の男性を、著作権法違反の疑いで逮捕した。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば、男性は今年3月30日ごろ、「Adobe Creative Suite 4 Master Collection 日本語版(30日間体験版)」を無断で複製した海賊版を、3回にわたって仙台市内の男性ほか2人に販売した。

男性はオークションの出品画面で製品について、企業から買い取ったものなどと説明して中古品を装い、1度に多数出品する方法で販売していた。

3月末の出品で、約70万円を売り上げたという。また男性は、オークションで購入した正規品をマスターソフトとして、海賊版を作成していたという。

(Security NEXT - 2010/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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