シマンテックのアプリ仮想化製品に脆弱性 - アップデートが公開へ
アプリケーションをオンデマンドに配信する「Symantec Workspace Streaming」や従来製品の認証処理に脆弱性が見つかった。危険性が高いとしてシマンテックや情報処理推進機構(IPA)では注意を呼びかけている。
脆弱性が明らかになったのは、「Symantec Workspace Streaming 6.1.x」および従来製品の「Symantec AppStream 5.2.x」。クライアントが適切にサーバを認証しない脆弱性が含まれており、細工されたHTMLやドキュメントを閲覧することで、不正なサーバからファイルをダウンロードし、任意のコードを実行される可能性がある。
シマンテックでは、今回の脆弱性についてアドバイザリを公表しており、危険性は「高」に設定。アップデートを用意しており、適用を呼びかけている。同社によれば、脆弱性による被害の報告は受けていないという。
(Security NEXT - 2010/06/23 )
ツイート
PR
関連記事
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性